水道料金の基本料金とは?

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「水道料金支払期限切れしたけどどうすればいい?」「延滞料はいつから?」「支払い遅れると給水停止になるの?」水道について不安や疑問をもっている方は多くいるはずです。

この機会に水道料金について深く知ってみましょう。また、引越し予定の人・検討している人は役立つ情報だと思うので参考にしてみてください。

水道料金の仕組みはどうなっている?

水道料金を当たり前に支払いしていますが、その仕組みについてご存知の方はどのくらいいるのでしょうか。

水道料金は、基本料金+従量料金の合計で金額が決まります。

基本料金は月々の費用(メーター値金額変動あり)従量料金は使用料金(使用水道量×単価)です。

※生活用水は自治体によって金額が異なる。

水道料金の基本料金はいくら?

基本料は、メーター口径により異なります。

自治体によっても基本料金が違うため、各市区町村のホームページを確認する必要があります。

・例1.東京23区(1ヵ月分) 

メーター口経 基本料金

一般用

13mm        860円
20mm 1,170円
25mm 1,460円
30mm 3,435円
40mm 6,865円

 

引用:https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/tetsuduki/ryokin/keisan_23.html

・例2.千葉 (1ヵ月分) 

メーター口経 基本料金

一般用

13mm        418円
20mm 979円
25mm 1,749円
40mm 6,985円

引用:https://www.pref.chiba.lg.jp/suidou/gyoumu/ryoukin/ryoukin.html

※上記の金額に使用した分の料金が加算されます。

水道料金は地域によってどのくらい違う?

水道料金は地域によってもかなりの違いがあります。ここでは、安い高いそれぞれのベスト5を比較してみました。

水道料金が安い地域ベスト5

地域名 水道料金
富士河口湖町/山梨県 835円
赤穂市/兵庫県 853円
長泉町/静岡県 1,120円
小山町/静岡県 1,130円
白浜町/和歌山県 1,155円

水道料金が高い地域ベスト5

地域名 水道料金
夕張市/北海道 6,841円
深浦町/青森県 6,588円
羅臼町/北海道 6,360円
江差町/北海道 6,264円
上天草市大矢野地区/熊本県 6,264円

最新のデータでは、全国比較すると最大で約8倍差があることがわかりました。都市間でも約1.5倍~2倍の差があります。

水道料金にも減免制度はあるのか?

結論から言えば、水道・下水道料金には減免制度があります。

「どのような手続きが必要なのか?」「なにを用意すればいいのか?」などの疑問について、以下でご紹介します。

水道料金・下水道料金基本料金等の免除措置を行うもの(東京)

対象:下記の受給をされている方

  • 生活扶助
  • 教育扶助
  • 住宅扶助
  • 医療扶助
  • 介護扶助
  • 児童扶養手当
  • 特別児童扶養手当…etc

減免内容:

  • 水道料金:基本料金と1月当たり10m³までの従量料金の合計額に100分の110を乗じて得た額
  • 下水道料金:1月当たり8m³までの料金

引用:https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/tetsuduki/ryokin/genmen/

下水道料金の免除措置を行うもの(東京)

対象:下記の受給をされている方

  • 老齢福祉年金を受給されている方※手帳(みどり色)の国民年金証書

減免内容:

  • 下水道料金:1月当たり8m³までの料金

引用:https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/tetsuduki/ryokin/genmen/

<h3>申請方法</h3>

水道局窓口申請

必要なもの:

  • 扶助等の受給証明書類+印鑑(受給証明書類=保護開始決定通知書・受給証書等)
  • 請求書・検針票がある場合は持参

郵送申請

必要なもの:

申請書+扶助等の受給証明書類のコピー(受給証明書類=保護開始決定通知書・受給証書等)

まとめ:水道料金の基本料金とは?

水道料金の仕組みはどうなっていますか?
水道料金は基本料金+従量料金の合計で金額が決まる。
水道料金の基本料金はどのくらいですか?
地域によっても異なるが、東京23区の1ヶ月分を例にすると以下の通り。

  • 13mm=860円
  • 20mm=1,170円
  • 25mm=1,460円
水道料金にも減免制度はあるのでしょうか?
 ある。水道料金・下水道料金基本料金等の免除措置と下水道料金の免除措置がそれぞれ存在するので、地域のホームページを参照にし、条件を満たしていれば申請可能。

水道料金は地方自治体によって料金が異なります。引っ越す際には、事前に自治体ホームページで確認が必要です。

水道料金は、基本料金+利用量に応じた従量料金です。基本料金と従量料金はメーター給水管の口径を表し、一般家庭の水道の場合約13~25mmです。

水道・下水道料金には減免制度がありますので、条件を満たしている方は利用してみてはいかがでしょうか。