水道使用量が多くなる原因は?

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普段の生活の中で、節水はとても重要です。

請求書がきたときに、どうしても水道使用量が増えているのを感じたら、何か原因が隠れています。

わかっている原因があれば対処できますが、気が付かずに水道使用量が増えるケースも出てきます。

水道料金の無駄な支払いにもつながるため、どのようなところに問題があるのか、その対処方法も考えていきましょう。

水道使用量が増える原因は?

水道使用量が多くなる原因は、いくつか考えられます。

家族構成の変化や水道関係の設備の使用頻度に違いが出ると、使用量は必然的に増えるでしょう。

このようなわかりやすい原因もある一方、問題に気が付いていないだけで、使用量が増えるケースもあります。

非常に大きなリスクとなるため、早めに確認が必要です。

家族構成の変化

家族が増えると、水道の使用量は必然的に増えます。水道の使用量は、人数に大きな影響を受けるからです。

生活に欠かせないのが水である証明ともいえるでしょう。家族が増えると避けられない部分ですが、意識を変えるだけで、抑えられるものも出てきます。

洗濯・風呂・シャワーなど設備の使用頻度

家族の増加で水道の使用量は増えます。しかし、一人当たりでみたときの使用頻度の変化も大きな原因です。

冬に比べ、夏は洗濯の回数も増えます。着るものの量は減りますが、頻度として増加し水を大量に消費して使用量が増えるのです。

風呂やシャワーの頻度も影響します。水の使用量の大きい設備であり、頻度が増える時期は、どうしても水道使用量が多くなります。

見えない場所の問題もある

水を使ったことがわかる原因は、対応する方法もありますが、これだけが原因とは限りません。見えない場所で水が流れていると、どうしても発見が遅れます。

蛇口をしっかりと閉めておらず、ほんのわずかでも水漏れを起こしているケースがあります。

漏れている量はわずかかもしれません、しかし、1ヵ月単位で見れば、かなりの量になるのです。

見えていないところで水漏れしているケースは、配管の異常などがあります。

見えない場所なので、流出してもすぐには気が付きません。使ってもいないのに使用量が増加するため、とても無駄な状態です。

自分たちの生活環境だけに影響を与えるならまだしも、外部で漏れたことで周辺の家庭の生活環境に問題を与えるケースまで出てきます。

何か異常を感じたときには、被害の拡大を防ぐためにも、すぐに修理しましょう。

水道使用量を減らすなら意識の部分からスタート

水道使用量を減らし、節約する方法はいろいろとあります。簡単なことから、設備的な部分までありますが、まずは身近で始められることからスタートしましょう。

まずは水道使用量の多い設備から節水するのが大切です。例えば、シャワーを使うときにはこまめに止めるなど。

家族が増えても、使用頻度が増えても、たったこれだけで節水ができるのです。

シャワーを出したままにすると、1分間で12L近く消費します。使い方でも違いがありますが、10分無駄にすれば120Lを無駄に流してしまうのです。

毎日シャワーを使えば、1ヵ月で370L近くも消費する可能性が出てきます。

使用頻度や家族が増えれば、さらに無駄が増えるかもしれません。

意識的にシャワーを止めるだけでも、これだけの使用量を減らせる可能性があるのです。

やってはいけない節水対策もある

逆に注意点もあります。

トイレのタンクに水を入れたペットボトルを入れる方法がとられるようになりましたが、これはとても大きなリスクを抱えています。

トイレの流す水の量は、しっかりと汚れを落とせる水量に設定されているからです。

ペットボトルを入れるとこの水量を変えるため、汚れも流れにくくなり、詰まったり何度も流したりする可能性が出てきます。

もしも、使用水量を大きく減らしたいなら、トイレの性能を上げるほうがいいでしょう。

現在のトイレの性能は、節水機能が大きく進化しています。

汚れが落ちにくくなったと感じたときには、交換も視野に入れると、節水と手間を減らす効果を期待できるのです。

まとめ:水道使用量が多くなる原因は?

いかがでしたか?今回の内容まとめると以下の通りです。

水道使用量が多くなる原因は何ですか?
いろいろ考えられるが主なものとしては、以下の3点。

  • 家族構成の変化
  • 洗濯や風呂など、設備の使用頻度
  • 漏水など見えない原因も考えられる
水道使用量を減らすにはどうしたらいいですか?
まずは水道使用量の多い設備から節水することが大切。例えばシャワーは1分出しっぱなしにするだけで12L近く消費する。こまめに止めることで、かなりの節水効果が期待できる。
やってはいけない節水対策はありますか?
トイレのタンクにペットボトルを入れる方法が有名だが、汚れを落とせなくなる可能性があるのでおすすめできない。根本的な対策になっていないので、トイレの性能上げるほうが現実的である。

水道使用量が多いと感じたときには、まずは原因を見つけることが大切です。

特に問題なのは、原因がわからないときです。深刻な問題を抱えているケースも出てくるため、水道使用量が多いと感じたら、すぐにでも原因を見つけ出しましょう。

原因がわかれば、節水も難しくありません。少しでも無駄な使い方に注意するだけで、節水効果が得られます。意識的な部分が大切になるのです。