インターネットを使用していて、「なんだか遅く感じた」「急に速度が遅くなった」と感じたことはありませんか?
インターネット速度が遅くなる原因は、さまざまです。パソコンなどのデバイス自体やWi-Fi、回線障害など色々あります。
ここでは、短時間で対処できる方法をご紹介します。
インターネット回線が遅い理由①:使用しているデバイスの問題
パソコンやスマホ、タブレットなどのデバイス側に問題がある場合は、さまざまな原因が考えられます。
原因や理由と対処方法
- パソコンをあまり使用しない方の場合で、久しぶりに使用したら遅い。
→まずは、大量にアップデートするものがないかをチェックしましょう。 - ウィルスやマルウェアが侵入した
→ウィルスチェックソフトやマルウェア駆除ソフトでチェックと削除しましょう。 - パソコンのスペックが低く、ブラウザを開くのに時間がかかっている
→最近のブラウザは、ページあたりの容量が大きくなっている傾向にあります。あまりにも古いパソコンの場合は、買い替えがベターです。メモリー不足の場合は、メモリーを追加しましょう。
インターネット回線が遅い理由②:接続機器に問題が発生
パソコン本体ではなく、インターネットに接続する機器自体に不具合発生の可能性もあります。
原因や理由と対処方法
- モデム、ルーターやONUの故障
→これらは基本的に24時間電源がオンになっています。使用年数によっては、故障することが多い機器です。説明書の手順で一度電源をオフにして指定時間待った後、再度電源をオンにしましょう。
一時的に回復する可能性があります。ただこれらの機器が問題の場合は、買い替えるか、リースであれば交換依頼しましょう。 - 有線接続の場合は、断線の可能性もある
→有線の場合は、じゅうたんの下や建具の裏などに配線していることもあります。断線しかけていたり、断線してしまっていたりすることが考えられます。予備の線がある場合は、チェックしてみましょう。
インターネット回線が遅い理由③:無線接続(Wi-Fi)に問題がある場合
無線接続(Wi-Fi)で使用している方も多いでしょう。ここでは、無線接続での速度低下について解説します。
もともと無線は建物や障害物の影響を受けやすい性質があるので、物理的な問題を中心に解説します。
- Wi-Fiルーター(親機)の問題
→Wi-Fiルーターは通常グリーンのランプが点灯していますが、点灯状況をチェックし、点灯していなければリセットしてみる。 - Wi-Fi子機の問題
→子機内蔵でないパソコンを使用している場合は、Wi-Fi子機を使用しています。この機器が故障していないかチェックしてください。 - Wi-Fi親機・子機のスペックの問題
→親機も子機も古いものを使用していると、光回線であっても速度が出ないという事が起きます。使用している機器が古くないかをチェックしましょう。
IPv4 PPPoE接続の場合、速度は混雑状況に大きく影響されますので、IPv6 IPoEで接続するのが理想的です。
インターネット回線が遅い理由④:回線に問題が発生している場合
集合住宅などの場合は、多くの利用者の使用時間が重なることで遅くなることもあります。
また回線自体に何らかの障害が発生して繋がらないという可能性もあります。
集合住宅で遅いと感じた時は、同じ居住者からの情報を集めてみましょう。
とくに特定の時間で遅い場合は、利用者が多く回線が混雑していることが考えられます。
この場合は混雑が解消されるまで待つしか対処がありませんが、原因を把握しておくことが重要です。
このほか、提供会社などの通信障害などによって繋がらない場合は、1日ほど待って様子を見てみましょう。
利用者側の責任ではないので、こちらも対応策は「待つこと」となります。
まとめ:インターネット回線が遅いときの対処法
今回は、インターネットが遅いと感じた時の原因と、できるだけ早く解決する方法をご紹介しました。内容をまとめると、以下の通りです。
デバイスが原因でインターネット回線が遅い理由として何が考えられますか? |
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接続機器に問題があってインターネット回線が遅くなることはありますか? |
無線の場合はモデムやルーター、ONUの故障が原因の場合もある。また有線の場合は断線している可能性もある。 |
無線接続(Wi-Fi)がに原因があってインターネット回線が遅くなることはありますか? |
上記を確認して問題があれば無線接続に原因があると判断できる。 |
回線そのものに問題が発生してインターネット回線が遅くなることも考えられるのでしょうか? |
集合住宅などの場合、同じ時間帯に利用者が集中することで回線速度が遅くなることもある。
また、回線自体に何らかの障害が発生しているという場合もある。この場合は1時間ほど待って様子を見てみるとよい。 |
インターネット回線が遅くなってしまったと思う瞬間は、誰にでも経験があることかと思います。焦らず原因を探ることが一番の近道でしょう。